来日される先生の紹介

ドン・ウィード


ドンはアレクサンダー・テクニーク教師としての職業キャリアを1975年から始めました。1985年から1992年にかけて、ドンは、ネブラスカ州リンカーンで、マージョリー・バーストウのサマー・ワークショップのコーディネータを務めました。

このワークショップは、マージョリー・バーストウのサマー・ワークショップに基づいてデザインされています。

ドンの俳優、歌手、演出家、パフォーマンスコーチとしての幅広いバックグラウンドは、ドンが米国及び欧州各地で教授したパフォーマンス・ワークショップの基礎となっています。加えて、カイロプラクティック・ドクターとしてのトレーニングと実務経験から、ドンは実践的な動きのメカニズムについての深い洞察と経験、そして私たちの構造に関するニーズへの理解を有しています。

ドンは、アレクサンダー氏と彼のワークについてより深く直接に学ぶことに関心がある人々のために、自己開発のプロセスに特化した特別な科目別トレーニングを創設しています。トレーニング・サイクルの前半の科目は、生徒たちにこのワークの学習を自身で続けていくために必要な情報と指示の一切を提供するように設計されています。

このトレーニング・サイクルの全体はFMアレクサンダー・テクニークを教えるためのインタラクティブ・ティーチング・メソッド(Interactive Teaching Method)の認定教師となる、4年間の訓練プログラムとなります。これに加えて、ドンはより多くのITMトレーナーを養成するためのトレーニング・コースを運営しています。

2012年のトレーナー・コースの卒業生達が、現在2016年に開始したITMトレーニング・コースに、トレーナーとしてドンと一緒に参加しています。

 

アンジェラ・デ・バルカ

皆さんこんにちは。

私は東京ITMワークショップでドンと教える二人めのITMの教師です。

メアリーと同じく、私はアイルランド人です。ダブリンで育ち、5歳の頃にバイオリンの演奏を始め、ダブリンのトリニティ・カレッジで音楽の学位を取得しました。それからというもの、私は様々な方法で、フリーランスの音楽家として生計を立てる暮らしをしています。

様々な方法というのにはクラシックのバイオリン演奏も含まれますし、ロックバンドで電子バイオリンを弾いたこともありました。バイオリンを教えたり、音楽療法の訓練を受けて、その分野での仕事もあります。音楽家ではない人向けの、作曲や即興の体験をするワークショップを開催したこともあります。

最近ではバロックバイオリンの演奏を始めました。ガット弦でバロック音楽を演奏することが大好きで、2年半ほど前からスウェーデンに引越して、Stockholm College of Musicで古典音楽演奏の学位を取得するべく学んでいます。 そういうわけで、私の音楽家としてのキャリアには、自分でも想像もしていなかったような予期せぬ転換がたくさんありました。けれど、始めた頃はそもそも何を想像するのかなんて自分でも分からないものです(考えてみると、とてもアレクサンダー的な考え方ですね!)。

私は2002年にアレクサンダー・テクニークのレッスンを学び始めました。ますます身体の緊張が増えることや、創造上の行き詰まりのような気分に悩まされていたのです。初期のレッスンに驚かされ、魅せられて、私はITMのトレーニングコースに2003年から参加し、2007年に卒業してから教え続けています。メアリーと一緒に、私はITMの初めてのトレーナー向けコース(教師養成トレーナー向けのコース)で学び、現在ではITMの新しいトレーナーでもあります。

音楽家であることとアレクサンダー・テクニークを教えることの組み合わせをとても気に入っています。二つの技能が交差することが実に美しくお互いを補ってくれて、それはまるで一つの大きな主題となって、そこから私は音楽、アレクサンダー・テクニークそして人生そのものを学んできたように感じられます。

私が2003年に初めてITMで学び始めた時、音楽家であることにも、人生全般にも、もっと多くのものがあるように感じていました。ただ、どうやって、どこを探求したら良いか分からなかったのです。たくさんのことを試みましたが、私にとっては、ITMのアレクサンダーテクニークが新しい、実りのある、終わりのない方向性への舵取りになってくれたのです。

今回は日本への2回めの旅になります。去年はドン・ウィードと一緒に日本のBODYCHANCEが主催するワークショップで教えました。日本のアレクサンダー・テクニーク教師、トレーニー、そしてこの学びを始めたばかりの人達と会って共に学ぶことは素晴らしい体験でした。 ドン、メアリー、そして私も(以前お会いした)皆さんにもう一度お会いすることを、そしてまだ会ったことのない方々にお会いするのを楽しみにしています。

この写真は私のトレーニングコースでのものです。ドン・ウィードとのレッスンで、私はブラームスを引いていました。ドンと共に取り組んだことで、音楽が実に容易に、自分の手とバイオリンから流れ出てくるように感じられたものでした。素晴らしい体験でした。

すぐにお会いしましょう!

 

メアリー・ショートン


「私が手にした新しい認識とは、私が自分がなりたい何者にもなれるということでした。今では、私は様々な物事を、数年前までは夢にも思わなかった容易さで行うことができています。」 これは、メアリー・ショートンがITMでの学びを語った言葉です。

ITMの教師であり、音楽家でもあるメアリーは、ITMアレクサンダー・テクニークの三日間のワークショップを教えるためにドンとやって来る二人の教師のうちの一人です。

メアリーはアイルランドの南岸、Corkで暮らしており、そこでは彼女は音楽の才能、そして音楽と音楽教育、合唱への貢献でよく知られた存在です。彼女は現在では、彼女の中で上達し続けているアレクサンダー・テクニークを教える実践でも同じく良く知られた存在であり、多くの求めに応えています。

彼女の初期の経歴において、メアリーは日中は学校教員として勤務し、夜間に音楽の学士号を取得するために勉学に励んでおり、彼女の教育への関心と弛まない努力の姿勢が伺われます。University College Corkでメアリーは指揮法を専攻し、またCork School of Musicでは彼女は声楽の学位を取得しました。

歌唱、指揮、そして発声の指導者として長年の経験を重ねる中で、メアリーは2009年に初めてアイルランドで教えていたドン・ウィードと出会いました。彼女はすぐにITMのアレクサンダー・テクニークへのアプローチ、そしてドン・ウィードの教育に対するアプローチに魅了されました。そして彼女はすぐに、教師トレーニングのため、2008年のITMのトレーニング・コースに参加しました。

2012年に彼女はトレーニングを完了し、資格を取得しています。 トレーニー時代から、彼女はアイルランドのITMワークショップの積極的なオーガナイザーとして活動しました。メアリーは、アンジェラ・デ・バルカとともに、ドン・ウィードが他のITM教師と毎年教える夏のワークショップの一つであるアイルランドのサマー・ワークショップをオーガナイズしています。

メアリーは日本へのはじめての旅と、この素晴らしい機会にドン・ウィードと教えることを楽しみにしています!